区別できてる?乳児湿疹の治療と予防の違い

乳児湿疹の治療と予防の違いについてしっかり区別できているでしょうか?

もし乳児湿疹の治療と予防をごっちゃにしているとしたら適切な対策ができない可能性がありますので、しっかりと区別しましょう。

ということで、乳児湿疹の治療と予防の違いについて説明します。

乳児湿疹の治療とは?

治療というのは病気や怪我を治すことを指します。

ということは乳児湿疹の治療というのは乳児湿疹という子供のお肌にできた湿疹(皮膚炎)を治すことを言います。

湿疹というのは皮膚の炎症のことで、ブツブツもそうですし、カサカサもジュクジュクも水ぶくれもかぶれも、赤みも全部含みます。

そして、乳児湿疹の治療に用いられるのは外用薬や場合によっては内服薬です。

外用薬や内服薬は医薬品であり、医師や薬剤師の指示のもと用法用量を守って正しく使わなければなりません。

乳児湿疹にも種類があり、症状に応じて適切な薬を使用すれば症状が治まっていきますが、効果がある分、副作用もあります。これは医薬品全般に言えますし、副作用の大きい小さいは薬次第です。

同じ薬でも、効果がある人もいれば、効果が出ないばかりか症状が悪化することだってありますので、自己判断で勝手に使用するのではなく、医師や薬剤師に相談して使わなければなりません。

薬の働きとしては、炎症を抑える、痒みを抑える、菌を殺菌するなどです。
つまり、直接的に乳児湿疹にアプローチすることになります。

乳児湿疹の予防とは?

乳児湿疹の予防は一つの方法ではありません。

乳児湿疹が出来るのには訳があります。

それは「お肌への刺激」の場合もあれば「お肌の乾燥」「アレルギー」「睡眠不足」「ストレス」といった原因の場合もあり、多岐に及びます。

だからこそ、これをすれば必ず乳児湿疹を予防できますよ!なんていう方法はないわけです。

出来ることと言えば、赤ちゃんのお肌に余計な刺激を与えず、お肌の状態を健やかに保つための努力です。

赤ちゃんのお肌はバリア機能が未熟と言われますが、どうしてバリア機能が未熟なのかというと、お肌のバリア機能に関係しているお肌の持つ潤いとお肌表面を覆う皮脂が大人に比べ不足しがちだからです。

だからこそ、お肌のバリア機能をサポートするためにベビースキンケアアイテムが用意されています。

ベビーソープやベビーローション、ベビーオイルの見直しも乳児湿疹の予防につながる大事なことですが、それだけでは十分とは言えず、赤ちゃんが快眠をとれるように工夫したり、汗や排泄物を放置しないように心掛けたり、布団やタオルにダニが繁殖しないように対策したり、タオルの素材を見直したり、洗濯洗剤を見直したりなど対策法は色々です。

しかも赤ちゃんによってお肌が丈夫な子もいれば、お肌が弱い子もいたりして、どこまでの予防対策が必要になるのかは一概に言えません。

一つ一つできることから予防していくしかないのです。

スキンケアを変えたら乳児湿疹が治ることがあるのはなぜ?

乳児湿疹の治療と予防について多くの方が誤解し、スキンケアに過度な期待をする原因の一つがベビーソープやベビーローション、ベビーオイルを別のものに変えたら乳児湿疹が治まったというケースがあるからです。

たくさんのそういった口コミがありますし、もちろんウソというかねつ造していることもあるでしょうが、全部が全部ウソではありませんし、むしろ購入者のレビューは本物だと思います。

なぜ予防というか、健やか肌を保つためにしか役立たないはずのスキンケアでそのような治療のようなことが起こるのでしょうか?

確かに乳児湿疹が治ったのでしょうが、やはり予防の範囲のことしかスキンケアはしていないのです。

というのも、ベビーソープやベビーローション、ベビーオイルなどを変えることによって乳児湿疹が治るというのは、それまで使っていたベビーソープなどのスキンケアがお肌を健やかにするのではなく、お肌の状態悪化につながっており、使うベビーソープなどを変えたことでお肌の状態悪化が治まったということでしょう。

結局ベビーソープやベビーローションが直接炎症やかゆみを抑えることはできないのです。

なぜなら、スキンケアを変えたら乳児湿疹が治ったという口コミもありますが、効果がなかったという口コミもあるからです。

効果がないパターンというのはベビーソープやベビーローションによるお肌の状態悪化が乳児湿疹の原因ではなかったパターンと考えられます。

乳児湿疹に効いたとか、良くなったとか、そういった口コミを見て乳児湿疹をベビーソープやベビーローションが治してくれると考えるのは間違いですので注意しましょう。

ですが、ベビーソープやベビーローションを見なすというのは健やか肌へと導く上では大切な対策法ではありますので、意味がないということでもありません。

ただ、予防と治療についての区別はしっかりと踏まえた上でベビーソープやベビーローションを選ぶことで、そもそも得ることができない効果を期待してしまう人が減るのではないでしょうか?

薬とは何か?化粧品とは何か?をしっかりと区別しましょう。

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